税制構造改革国民フォーラム第二回セミナー開催

「納税者憲章制定の現状と課題」講師:石村耕治・白鷗大学教授

 

 2006年11月16日、税制構造改革国民フォーラムの第二回セミナーが衆議院議員会館で開催された。国民フォーラムの会計監査委員で税理士の高野真弓さんが司会をつとめ、代表委員の高橋正人・ティグレ会長が主催者を代表して挨拶。

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代表委員の石村耕治・白鷗大学教授

 続いて「納税者憲章制定の現状と課題」をテーマに、代表委員の石村耕治・白鷗大学教授が講演を行った。

 講演では、手続きを尽くすことが民主主義の基本であり、納税者へのサービスの質を改善し、効率的にサービスを提供するという問題意識から「納税者権利憲章」という考え方が生まれたこと、イギリスやアメリカ、韓国などからルワンダなどの発展途上国でも憲章制定の動きが広がっている状況がくわしく報告された。

 講演後には質疑が行われ、最後に田邊誠代表委員より「この取り組みを継続していきたい」と挨拶され、閉会となった。