「税制構造改革国民フォーラム」役員会を開催

 2009年1月27日、税制構造改革国民フォーラムは都内で役員会を開催した。田邊誠代表委員の開会のあいさつに続き、石橋薫事務局長から議案が提起され、財務省の「平成21年度税制改正の大綱」(20.12.19)の検討を中心に、議論が行われた。

 高野真弓委員から大綱の成果と問題点が指摘されたほか、民主党税制抜本改革アクションプログラム(20.12.24)のうち、
《(2)納税者の権利等、①「納税者権利憲章」の制定と更正期間制限の見直し》
に評価が加えられた。

 また、中澤保二代表委員から、波乱含みの政局のなかで、フォーラムの二本柱のうち、特に「納税者権利憲章の制定」の運動の強化の必要性が指摘された。

 役員会は4月に石村耕治代表委員・白鴎大学教授の基調講演をはじめとする総会開催を確認し、宮脇磊介代表委員の閉会あいさつで役員会を終了した。【石橋薫・税制構造改革国民フォーラム事務局長】

 

左より宮脇磊介委員、高野真弓委員、中澤保二委員