税制構造改革国民フォーラム 役員会開催

 2008年1月24日、税制構造改革国民フォーラムは都内で役員会を開催した。

 田辺誠・代表委員の開会挨拶に続き、石橋薫・事務局長が議案を提起。3月26日に税制担当の各党国会議員による納税者権利憲章やサラリーマン申告などについての意見表明を含めた税制改革セミナー(仮称)の開催、6月の総会開催についての報告がなされ、議論が行われた。

 また、昨年末に民主党税制改革大綱で決定された「納税者権利憲章の制定」や「年末調整制度の廃止」が明記された点など、これまで税制構造改革国民フォーラムが訴えてきた主張が広がっており、税制構造改革国民フォーラムの設立主旨である「サラリーマンにも確定申告の権利を」の活動強化に向けた組織整備について、高野真弓・会計監査委員より具体的な会則規定の追加案が提案された。これについては高橋正人・代表委員と高野会計監査委員、事務局で具体案を検討し、総会で提案することが了承された。

 最後に大阪での「納税者主権をめざす大阪議員フォーラム」に続き、全国各地で活動を進めていくことを確認し、宮脇磊介・代表委員の閉会あいさつで役員会を終了した。