橘悦二グループ代表、ティグレフォーラムの役員が香川を訪れました

左から部落解放同盟香川県連合会和泉義博顧問、橘悦二ティグレグループ代表、部落解放同盟香川県連合会北山武執行委員長

 2024年2月20~21日、橘悦二グループ代表、ティグレフォーラムの役員が香川を訪れました。
 今回香川県への訪問の目的は、
● 昨年お亡くなりになりました部落解放同盟香川県連合会の本多貞江さん、北山齋伯さんを偲ぶ会への参加
● 部落解放同盟香川県連合会・丸亀市協との意見交換
● 香川部落解放・人権啓発センター、金山文化センターの視察
です。

① 20日の偲ぶ会には、故人を偲んで、6名の方々から思い出やエピソードが語られました。

本多貞江さんと北山齋伯さん
黙祷
偲ぶ会参加の皆さんと

② 翌21日香川部落解放・人権啓発センターを訪問しました。

 センター内には、部落解放同盟香川県連合会、香川人権研究所、香川県人権保育連絡協議会、香川県隣保館連絡協議会の各事務所が入っています。部落解放同盟香川県連の藤本執行委員の案内で施設内の事務所・研修室等を訪問し細部の説明をしていただきました。
 県連事務所内では、北山武委員長、和泉義博顧問に部落解放運動を取りまく情勢や香川県の実情等についてのお話し頂き、とりわけ、和泉顧問より、故上田卓三会長と共にモンゴルを訪れたことを懐かしく語っていました。

香川部落解放・人権啓発センター
左から部落解放同盟香川県連合会和泉義博顧問、橘悦二ティグレグループ代表、部落解放同盟香川県連合会北山武執行委員長

③ 県連近くの金山文化センターを訪れ、故本多貞江さんが積極的にかかわっていた識字学級の部屋や施設を見学させていただきました。案内はご子息の本多治さんです。

識字学級とは:満足に学校教育を受けられず、文字の読み書きの能力を十分に身につけられなかった方が、読み書きの力を取り戻すための学習会です。奪われた文字を取り戻す活動を通して、自分という人間の存在を自らが認めることにより、人間としての豊かさを求め、人間らしい生き方を明らかにしていく運動でもあります。

識字学級生が作成したビーズの作品
識字学級生の作品
本多治さん(本多貞江さんのご子息)(写真左)

④ 昼前から午後にかけ、北山委員長、大藤副委員長、岡田規律委員長(丸亀市協議長)等、県連の役員と掘り下げた意見交換をしました。

 昨年8月のティグレ50周年への参加や毎年ご協力いただいている東京での新春の集いの参加のお礼、これまで丸亀市協を中心に会員紹介をいただきましたが、さらなる紹介をお願いしました。また香川出身の国会議員との懇談の設定等についても協力をお願いしました。