「2008年新春講演会」開催(大阪) 講師に寺島実郎氏

「2008年世界の潮流」

 2008年1月7日、大阪で開催された「2008年ティグレフォーラム新春の集い」の第一部として、新春講演会が約900名の参加で行われた。

 エネルギー価格の世界的高騰が顕著となり、サブプライムローンの問題が世界中にダメージを与え続けている。その背景には金融マネーゲーム化した世界経済の急速な肥大化がある。2008年を迎えた今、激動する世界の構図を読み解く視点を、日本総合研究所会長・三井物産戦略研究所所長の寺島実郎氏にご講演頂いた。

寺島 実郎(てらしま じつろう)

財団法人日本総合研究所会長/株式会社三井物産戦略研究所所長

1947年、北海道生まれ。73年、早稲田大学大学院政治研究科修士課程修了。同年、三井物産入社。ブルッキングス研究所勤務を経て、三井物産ワシントン事務所長。01年財団法人日本総合研究所理事長、06年より現職。99年三井物産戦略研究所所長。02年早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授、06年より客員教授。