「2006年新春講演会」開催(東京) 講師に財部誠一氏

「会社が生き残る条件とは何か、会社は誰のものか」

 2006年1月26日に東京で開催された「ティグレフォーラム新春の集い」第一部にて、「会社は、誰のものか」をテーマに新春講演会が行われた。講師はジャーナリストの財部誠一氏。ティグレ会員さんを中心に300名の参加者が熱心に聞き入った。

 財部氏は「会社は社会のために存在する公器である」「長く続く会社と続かない会社の違いは企業理念」「会社を素晴らしいものとして維持するのも、とんでもないものになり下げるのもすべては経営者の意識に左右される」と語られた。

財部 誠一(たからべ せいいち)

ジャーナリスト

1956年4月29日生まれ。80年慶應義塾大学法学部卒業、同年、野村證券入社。83年同社退社。3年間の出版社勤務を経て、86年フリーランスジャーナリストに。95年経済政策シンクタンク「ハーベイロード・ジャパン」を設立し、「財政均衡法」などの各種の政策提言を行っている。近著に『松下電器V字回復の本質』(PHP研究所)『東京から日本経済は走り出した』(講談社)等がある。

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